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皆さんは病気休暇についてどんなイメージですか?
正直なところ、あまり良いイメージを持っている人の方が少ないと思います。
ですが、もしも仕事が原因で何か体調不良がでたら病気休暇の適応となります。
それは会社員だからとか、看護師だからとかも関係ありません。
僕も看護師として働いていましたが、実際に病気休暇を取得しました。
でも、病気休暇って普通に働いているとなじみがなくて分からないことだらけですよね。
そこで今回は、病気休暇をどうやって取ったらいいのか、僕の実体験も含めて紹介していきたいと思います。
この記事で分かること
- 病気休暇を取るための流れ
- 病気休暇中の給料
- 病気休暇を取れる期間
- 病気休暇を取るメリットとデメリット
- 復職をするための方法
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病気休暇ってどうやって取るの?
まず、病気休暇を取るためには医師の"診断書"が必ず必要です。
まずはそのことだけでもいいので、頭に入れておきましょう。
病気休暇を取るための流れは?
病気休暇をとる流れとしてはこんな感じだと思います。
体調の悪化
↓
病院を受診
↓
医師が休職が必要か判断する
↓
休職の診断書を書いてもらう
↓
診断書を提出する
↓
病気休暇を取得する
このように、必ず現在の体調をみて休職が必要だと判断されたら病気休暇を取得できます。
その時に診断書がでないと、病気休暇を取ることもできません。
病気休暇を取るために医師の診断書は必要不可欠なものです。
また受診する以外にも、病院にいる産業医の先生も診断書をだしてくれます。
病気休暇中の給料ってどうなるの?
病気休暇を取ってまず心配になるのが金銭的なことですよね。
最初の3ヶ月間:基本給から税金などが控除された金額
3ヶ月〜:基本給の0.8割から税金などが控除された金額
僕の場合は大学病院に勤務して、このような感じの給料でした。
病院によって給料の出方が違うと思うので、自分の働いている場所にどういった保証制度があるのか知っておくと良いと思います。
病気休暇ってどのくらい取れるの?
次に気になるのは病気休暇の期間ですよね。
僕の場合は最長で3年間病気休暇を取ることができると言われています。
ですが、給料がでるのは最初の1年間のみです。
病気休暇を3年間とれたとしても、そのうち2年間も無給となってしまいます。
実際に病気休暇を取った実体験
僕の実体験から、病気休暇を取ったときのメリットとデメリットを紹介していきたいと思います。
病気休暇を取ったメリット
メリット
- 休むことで体調が良くなる
- 嫌な人間関係を考えなくて良くなる
- 自分の時間が増える
病気休暇をとる最大のメリットとしては、やはり体調が良くなっていくことだと思います。
病気休暇を取るときって、正直体調もめちゃくちゃ悪いです。
もちろん体調不良になった原因にもよるかもしれませんが、仕事が原因で休むことになったときに病気休暇を取ることによって、だんだんと体調も良くなってきます。
自分のための時間も増えるので、体と心をしっかりと休養できます。
病気休暇を取ったデメリット
デメリット
- 復職のタイミングが難しい
- 給料が減る
- ひとりの時間を持て余す
デメリットとしては復職のことや給料が減ってしまうことだと思います。
また、ひとりだけの時間を持て余すときもあります。
周りから見たら贅沢な話かもしれませんが、ひとりだけの時間って結構辛いときもあるんですよね。
ひとりの時間が増えてそこで復職や転職などを考えすぎると、良くなった症状をぶり返す可能性もあるので注意が必要です。
復職をするためには?
病気休暇を取ってだんだんと体調も良くなってくると、次に復職を考えていくと思います。
復職のために必ず必要なもの
復職をするにも必ず医師の診断書が必要となってきます。
これは復職のための診断書で、"症状も改善してきていて仕事復帰できます"という医師の診断が必要だからです。
なので、病気休暇から復職を考えるなら医師と復職の時期を相談して復職のための診断書をもらうようにしましょう。
また、産業医の先生も復職の診断書を書いてくれたり、復職先の相談に乗ってくれたりすると思います。
転職も考えて
病気休暇を取るときには最終的に転職を考えてもいいかもしれません。
仕事や職場環境で悩んでいるなら、自分にあった病院を探すことも必要になってきます。
転職に関してはこちらの記事でも紹介しているので、参考にしてみてください。
-
参考[看護師転職ブログ]看護師の失敗しない転職方法とは?
続きを見る
-
参考[看護師転職サイトを徹底比較]おすすめの転職サイト5選!
続きを見る
最後に
体調が悪くなってしまったら、良いことなんて考えられません。
そのくらい仕事をするときの体調って重要だと思います。
特に看護師は患者さんの命を扱う仕事でもあります。
なので、体調が本当に悪いなら病気休暇を取って自分の体と心に休養を与えてあげても良いのかもしれません。