目次
夢をもって頑張ってなった助産師ですが、激務や責任に追われ、
時には怒られたり、怖い思いをしたり…なぜ、こんなに辛いんだろう。
苦しい渦中から脱却できる方法、実際に私が試してみて役に立った対処法をご紹介していきます。
関連記事なども紹介していますので、そちらもぜひドウゾ。
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辞めたい理由とは?
『嫌』『辛い』『辞めたい』『逃げたい』
そう感じる理由を、少し紐解いてみました。
1.忙しすぎる
分娩がいくつも重なってしまったり、入院や母体搬送があると、ほんっとうに業務が終わりません。
事務処理だったり、説明することだったり。やらないといけないことばかりで、
気付いたら1~2時間くらい、平気で残業していることだってありました。
2.責任が重すぎる
看護師と比べると、医師の指示がなくても助産診断によりケアを行えるため、1つひとつに根拠をしっかり持たねばなりません。
2つの命を預かっている分、負担が大きいです。
3.勉強が辛い
より専門的なケアと知識、そして経験を必要としている業務のため、
勉強は切っても切り離せないですよね。1年目の時なんて、休みの日まで振り返りと勉強で、とてもつらかったです。
今でこそ業務には慣れましたが、勉強は続いています。
4.人間関係
私の場合は、これに結構振り回されました。
助産ケアって、本当に個別性があって助産師によっても分かれるためか、
キャラクターが濃いめ…。笑 苦手な人がいるときには、前日から嫌な気持ちと闘っていました。
5.拘束時間が長い
普段の業務からそうなんですが、特に休日出勤が多い。
残業、勉強会、病棟会、グループ会…
まだまだ改善されていない職場のほうが、多いと感じています。
助産師を続けるためにできること
実際、辞めるってなるとめんどくさいし、本当に辞めていいのかわからない。
辞める前にできることをまとめてみました。
1.信頼できる先輩・仲間に話をする
自分が感じていることは、大抵の人も感じていると思います。
心を許せる相手に話を聞いてもらうことで、心が軽くなったりスッキリできます。
心理学えは、話をするだけで思考が整理整頓されると言われているようです。
2.「なんで助産師になりたかったか?」を思い出す
辞めたくなるときって、何かに振り回されて自分でコントロールできなくなった時じゃありませんか?
シンプルになんで助産師をやりたいのか、を一度思い返すと
邪魔してくるものを跳ね返す強さにできることもあります。
3.仕事は仕事、と割り切る
『給料のため』『お母さん(患者)のため』『キャリアのため』
と、一回自分の心から切り離す。そうすると、少しの嫌なことを受け流すことができるようになります。
4.思い切って環境を変える
『自分のやりたいことができない』『何となく居心地が悪い』など
環境と自分の相性が悪いと感じるのであれば、転職や働く場所を変えてみてもいいと思います。
5.そんなもんだと開き直る
諦める方向ではあるけど、捨てる神あれば拾う神あり。
人と働く上では、思うようにいかないことはザラにあります。
相手にも事情があるのかもしれませんから、あまり深く気にしすぎると自分の負担が増えてしまいます。
『そんなもんだ』と開き直って、相手との境界線をはっきりさせましょう。
辞めたい時の対処法
それでもやっぱり辞めたい。ここは私の居場所じゃない。
そう、はっきりと思うのならば、あとは行動を起こすのみです。
1.転職サイトで情報収集
最近、ナースセンターに行かなくても手軽に転職活動ができるようになりました。
転職先の情報収集が一番手間がかかるので、吟味する意味も含めて
登録しておくと安心です。細かい検索条件でも、しっかり答えてくれます。
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2.他の働き方を調べる
助産師の資格をもってできることって、結構色々あります。
病院が大多数ですが、一般企業でも働けますし、今だとオンラインサロンなども開けます。
サラリーマン以外でも、働ける道はあります。
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3.一度、辞めてみる
次のことを考えられないくらい辛い時には、一度辞めて休みましょう。
病休や休職などの制度を使って、休んでみるのもひとつの方法です。
自分の心や身体の声を聴くのは、『逃げ』にはならないので、大事にしてください。
4.看護師として働く
助産師の仕事から一旦離れて、看護師をやってみる方法もあります。
視界が変わると、見えてくるものも変わるし、資格も無駄になりません。
おわりに
助産師であっても、そうでなくても、仕事をするって大変ですよね。
悩むっていうことは、それだけ真面目に向き合っているということです。
職場のこと、キャリアのこと、将来のこと、全部大切だとは思いますが、
まずは自分のことを、大切にしてほしいなと思います。